OGASAWARA Instituteとは?About

こころをかたちに

自国の文化を知らずして海外の方々と、真の交流をすることなどできるはずがない。
イギリス留学中、他国からの留学生が、目を輝かせ、誇り持って自国の文化を紹介していた素敵な姿が、そのように教えてくれました。
その経験によって、私は自らの意思で幼い頃から慣れ親しんだ小笠原流礼法を、改めて学ぶこととなったのです。それから月日を重ねた今、小笠原流礼法をもとに、うるわしい人間関係を構築することによって、一人でも多くの方が幸せを胸に抱きながら日常を過ごしていただきたいと強く思っております。

うるわしい人間関係を構築するには、何が必要なのでしょうか。
それは、相手を大切に思う「こころ」を「かたち」に表すために、マナーの基準をひとつでも多く身につけることです。それによって、こころにゆとりが生まれ、他者や周囲を慮ることにつながります。
こころにゆとりがあることで、水のように、時・場所・状況に応じた判断をもとに、自然な行動ができるようになるのです。
また、マナーの技術ばかりを磨いても、謙虚で素直なこころが存在しなければ、円滑な人間関係を築くことはできないのではないでしょうか。

個人がうるわしくなることで、ひいては企業、さらには社会全体が温かい和で、互いのこころを結ぶことができますよう、微力ではございますが、研修や講座を通じてお役に立つことが叶いましたら幸甚に存じます。

小笠原敬承斎
代表者プロフィール

小笠原 敬承斎 おがさわら けいしょうさい

先代宗家 小笠原惣領家第三十二世
小笠原忠統の実姉(村雲御所瑞龍寺十二世門跡 小笠原日英尼公)の真孫。 
聖心女子学院において初等科より高等科まで学ぶ。
聖心女子専門学校卒業後、英国留学。

1994年 小笠原流礼法副宗家に就任。
1996年 小笠原流礼法宗家に就任。 
現在、聖徳大学客員教授、聖徳大学短期大学部客員教授、
公益社団法人日本ブライダル文化振興協会理事、
学校法人日本ホテル学院評議員等を務める。

著書

  • 「外国人に正しく伝えたい日本の礼儀作法(光文社/2019)」
  • 「伯爵家のしきたり(幻冬舎/2014)」
  • 「見てまなぶ日本人のふるまい(淡交社/2011)」
  • 「誰も教えてくれない男の礼儀作法(光文社/2010)」
  • 「誰からも好かれる社会人のマナー(講談社/2010)」

  • ほか多数。
  • 監修「美しい日本語の作法(小学館/2016)」など。
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